- 旧車のステアリング
- パワーステアリングなのですが、ハンドルが少し重いのです。
- そこでアイドラアームは「ゴムブッシュ式から、樹脂ブッシュ式に変更してステアリングの操作力の軽減をはかりました。
ステアリング交換で少し軽減
MS102クラウンは、パワーステアリングなのですが、ハンドルが少し重いのです。
重いと言っても、パワステも効いているので、マニアルステアリングのように重い訳ではありません。
しかし、駐車する際の切り返しを素早くやらなければならない時に、「ちょっと重い!」
明らかに、130などから比べると重いのです。
まあ、古いしこんなもんかな〜とは思いますが、なんとかならないものでしょうか!
重く感じるのは、この純正の細いステアリングのせいもあります。
握りが細いと力が入りにくく余計に力を入れないと操作出来ません。
しかし、純正のノーマルステアリングは、このままで雰囲気があるので、
下手に交換するなら純正のままのほうが、よっぽどいいかな〜と思っています。
たまたま、パーソナルのウッドステアリングがあったので、取り付けてみました。
36φで握りがけっこう太いのでノーマルよりはずっと操作しやすい〜
しかし、デザインが合わない! ウッドの色も違和感があるな〜
いろいろ探しましたが、ビンテージ物のカッコイーやつはお高いので、よく分らんMOMOのステアリングをゲット!
ウッドの色味も落ち着いているし、大きさも36φでちょうど良い感じ。
しかし握りは少し細め!
デザインは良いのですが、重さはノーマルよりちょい良くなったかな〜くらい。
まあしょうがないかな〜
ハンドルが重い本当の理由
MS102も他のクラウン同様アイドラアームにガタがありまして、
いい加減交換しておこうと、だいぶ前からストックしてあったアイドラアームを交換しました。
新品はさぞガタもなくスムーズなんだろうと、アームを掴んで動かしてみた!
しかし硬くて僅かしか動かせない!
130のアームなら新品でも動かせたのになんで〜
あ〜そう言えば、110の新型車解説書を読んだとき、
アイドラアームは「ゴムブッシュ式から、樹脂ブッシュ式に変更してステアリングの操作力の軽減をはかりました。」
・・・・と説明されていました。
その時は意味がよく分らなかったのですが、
ゴムブッシュ式はアームの角度がゴムブッシュで固定されているのです。
サスペンションアームのブッシュと同じ構造です。
ステアリングがきられて、アイドラアームの角度が変わってもゴムの弾力で元の角度に戻ろうとします。
だから、ステアリングが重いのです。
樹脂ブッシュ式では、角度が固定されず、軽い力で角度が変わります。
樹脂ブッシュ式は「すべり式」とも言うようです!
すべり式アイドラアームに交換すれば、もっと軽くなるのでは!!
すべり式で、MS102に使えそうなアイドラアームはないかと探してみました。
JZS130Gのアイドラアームがほぼ同じでした。
軸の距離は147.5で同じようですが、高さ関係が僅かに違うかも?
細かいことは気にせず130用を102に取り付けてみました。
まったくポン付け出来ます。
なんなら、フレームに固定用のボルト穴を開けて3点固定にする事も可能!!
(私はやってません!)
試乗してみると、思った通りかなりステアリングの操作が軽くなりました!
アライメントもほぼ変化してないようだし問題なさそうです!
ほんの少し、ハンドルの戻りが弱くなったかな〜って感じがしますが、
ゴムブッシュの戻る力がなくなったからでしょう!
でもその分軽くなったし、パワステポンプの負担も減りそうです。
130の部品なら当分生産中止にはならないし、これ使えます!!