自動車修理マニア
〜自動車整備士の自動車修理バイブル〜
修理実践記 自作工具 > エンジンスワップ
自動車の電気 コラム 旧車&カスタム
研究、実験室 使える工具類 ブログ

 ホーム>旧車&カスタム

 3速ATから4速ATへ!(下ごしらえ編)

 旧車 クラウン
ホイル&タイヤ
フロントブレーキ
リヤブレーキ
ドアミラー
内装
エンジンルーム
ボディー下廻り
A/Cコンプレッサー修理
旧車のブレーキ強化
ナックルアームの角度調整
時計をタコメーターに改造
マグネットスイッチ分解修理
旧車にトルセンLSD装着
MS112クラウン修理実録
足回りリフレッシュ
キャリパーオーバーホール
旧車のオーデォオ&カーナビ
旧車のライトをHID化
旧車のステアリング最適化!
4速AT化の考察!
4速AT化、下ごしらえ編!
4速AT化、搭載編!
4速AT化、完成走行編!
旧車に似合うデジタル時計
旧車のマフラーをセミワンオフ
旧車に流用IC式オルタネータ

 ┣旧車の部品探し
 ┣工具マニア
 ┣俺も旧車に乗る!

 
 

 

 



MS102クラウンは3速ATなので、4速AT化にチャレンジしてみます。
1G-EU用、ロックアップ付き4速ATのA42DLを搭載することにしました。

1G用ミッションなので、そのままではM型エンジンに合体できませんので、入手したM型用のA43DEミッションのおかま(ミッションハウジング)の部分を入れ替える必要があります。

A42DLA43DEもミッション本体のコアは似たような形状で、おかまの部分のみ入れ替えできるようになっています。

ミッション型式ですが、A42DLの「D」はオーバードライブ付きで、「L」はロックアップ付きです。
A43DEの「E」は電子制御で、ロックアップも付いていますが「L」の表示はないようです。
電子制御は必ずロックアップ付きなのかな?

ミッションハウジング部分の交換ですが、これがそんなに簡単ではないのです。
ミッションハウジングを取り外すには、ATのオイルポンプを取り外さなければなりません。

 

特に難しい作業ではないのですが、ミッションの構造を知らないと大失敗する可能性があります。
一番外側のシャフトのスプラインにプーラーを引っ掛けて引き抜けばオイルポンプは外れてきます。
・・・とその前に、絶対に確認しておかなければいけない事があります。

トルクコンバーターを外す前に、コンバーターの取付け面から、ミッションの先端面の距離を測っておきます。
約31ミリでした。

1G用もM型用もほぼ同じ距離でしたので、おかまを入れ替えてもコンバーターの位置が変わってしまう事もなさそうです。


 

オイルポンプはプーラーで引っ張り出せば抜けてきますが、その際内側のインプットシャフトも一緒に
引っ張らない事!!
少しでも引っ張ってしまうと、ドライブプレートや、ベアリングなどが脱落する事になります!!
引っ張ってしまった場合元通りに押し込もうとしても、内部の構造を知らないとなかなかうまく入りません。
それにしっかり入ったのかどうか、よく分らなくなります。
入っていないのに、オイルポンプを組んでしまってボルトを締めこんでしまったら、ミッションが壊れます!

もし引っ張ってしまって、うまく入らない場合は、覚悟を決めてインプットシャフトを引っ張ってオーバードライブクラッチを一度取り外してしまいます。
そしてよく観察して、どことどこが勘合するのかを確認すれば、回転させるなりミッションの角度を変えるなりしないとうまく入らないことが理解できると思います。

 

オイルポンプさえ外せばあとは簡単。
ボルトを外せばミッションハウジングが外れます。

 

1G用とM型用のミッションハウジング比較です。
セルの位置が違いますね〜
しかし、AT本体側の取付けは同じなので、組み換えできます。

ミッションハウジングを入れ替えて、オイルポンプを組みなおします。

最後にインプットシャフトが軽く回転するか確認します。

回転しないようなら、どこかがしっかり入っていなかった事になります。
もうボルトを締め付けてしまったとしたら、壊したかも!
そうならないように慎重に作業しなければなりません。



コンバーターを入れたら再び、コンバーターの取付け面から、ミッションの先端面の距離を測ります。

外す前と同じ寸法になっていなければ、コンバーターがしっかり入っていません。


ミッションを交換すると、スピードメーターが狂ってしまう場合があります。
エクステンションハウジング内にメーターギヤがあるので、元車と違った歯数のギヤだった場合、搭載する前に組み換えておけば、メーターも狂わなくて済みます。

スピードメーター自体は、JIS規格だったか?
メーターワイヤーが、637rev=1km のように基準がありますので、メーターワイヤーの回転数が同じならスピードメーター表示も同じになります。

デフのギヤ比とタイヤの直径によってメーターギヤの歯数が違っています。
今回のミッションは車種不明なので、デフギヤ比も分りませんが、
メーターギヤの歯数を見れば、逆にデフギヤ比も予想できます?

設定デフギヤ比 メーターギヤ タイヤサイズ
4.556 18/5 175/14
4.3?? 19/? ??
4.1 20/6 175/14


メーターのドリブンギヤを外してみると、19歯でした。

う〜ん、デフギヤ比4.3か?
タイヤサイズが分らなければ、よく分らない??

ノーマルは18歯だったので、少し誤差がでるはず!

しかし、ノーマルのスピードメーターは、けっこう誤差があったのです。
40キロで44キロ付近を指している感じでした。

ひょっとすると、このまま組めばノーマルより正確になるかも?
ちゃんと計算すれば割り出せそうですが面倒!
だいたい、変速ポイントに問題があった場合デフギヤ比を変更する可能性もあるので、
ここできっちり合わせても徒労になる可能性が大きいのです!
このまま組みます!

ハウジングの入れ替えでミッション側の下ごしらえは完了ですが、一つ問題が!!

 

トルクコンバーターのセンターのへそのサイズが1GとMでは違っているのです。
1Gが、28φで、Mが30φです。
M型のへその方が大きいのです!
このへそがクランクシャフトにぴったりはまってコンバーターの芯を出す重要な部分なのです。

5M用コンバーターを使用すれば、同サイズなのでそのまま取り付け出来ますが、電子制御用コンバーターを油圧制御でも使用できるのか?

 

コンバーターのサイズは全く同じようだし、ロックアップも内蔵されているし、ストールトルク比の違いだけで取り付け自体は出来そう!
しかし問題が出そうな気もするので、出来れば1G用でいきたい!

とにかく、センターが出せれば良いので、間にカラーを入れてやればOKでしょう。
旋盤があれば簡単に作れるのでしょうが、簡単にそこらのもので代用できないかな〜
・・とホームセンターで探してよい物を見つけました。

 

イレクターパイプのキャップアジャスターが内径と外形がぴったりだったので、これをカットしてスペーサーに使うことにしました。
金属ではありませんが、コンバーターのセンターを出すだけで、力が掛かるわけではないので、コンバーターが固定されてしまえば、あとは割れようが溶けようが関係ありません!

一様こんな感じで、ミッション側の下ごしらえは完了です。
あとは、MS102からA40ミッションを降ろして、A42DLに載せ換え作業が実行できます〜

関連記事
 4速AT化の考察!

クルーズHIDで夜間走行をVersion Upしよう★ 明るさが断然違います!!
  
 



4速AT化の考察! << ページの上に戻る >> 4速AT化、搭載編!
 ホーム旧車&カスタム
 
 旧車 クラウン
ホイル&タイヤ
フロントブレーキ
リヤブレーキ
ドアミラー
内装
エンジンルーム
ボディー下廻り
A/Cコンプレッサー修理
旧車のブレーキ強化
ナックルアームの角度調整
時計をタコメーターに改造
マグネットスイッチ分解修理
旧車にトルセンLSD装着
MS112クラウン修理実録
足回りリフレッシュ
キャリパーオーバーホール
旧車のオーデォオ&カーナビ
旧車のライトをHID化
旧車のステアリング最適化!
4速AT化の考察!
4速AT化、下ごしらえ編!
4速AT化、搭載編!
4速AT化、完成走行編!
旧車に似合うデジタル時計
旧車のマフラーをセミワンオフ
旧車に流用IC式オルタネータ


All Rights Reserved Copyright (C) G-GTmagic 2005〜2007