リヤブレーキ
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MS102のリヤドラムブレーキ部分です。
130系ワゴンと基本的に同じです。
ドラムブレーキは効きが悪いと思っている人も多いと思いますが、ドラムブレーキには自己倍力機能があるので、マスターバックの助けが無くても良く効きます。
ディスブレーキは、マスターバックでブレーキ踏力を倍増してやらないとちっとも効きません。
その為、ディスクブレーキの車でも、サイドブレーキはリヤディスクに小型のライニングが組み込まれていて、機械的にワイヤーで引っ張って効かせるような構造の車も多いです。
フロントブレーキは、ローターが錆びていたり、ピストンが固着したりしていましたが、リヤドラムはほぼダメージのないキレイな状態です。
構造上、湿気も入りにくくドラムも殆どの面がライニングに接しているので錆びにくいです。
でも逆に、水が入ってしまうと、乾きにくくブレーキの効きが回復しずらい事でもあります。
ライニングはフロントのパットに比べるとかなり持ちます。
4万キロで無交換だと思いますが、殆ど減っていません。
しかしパットもそうですが、減っていなければOKとは限りません。
減っていなくても、古くなると材質が固くなって効きが悪くなっている場合がありますので、新品に交換すると良く効くようになります。
部品も手に入ったことだしカップキットと一緒に交換します。
ブレーキライニングとカップキットです。
センチュリー、ハイエース、ランクルと共通のようです。
フロントキャリパーの状態からして、リヤホイルシリンダーは全く問題なしと思われましたが、部品なんか安いものなので交換することにしました。
案の定、シリンダー内は全くクリアーな状態で、簡単に洗浄してカップキットを交換しました。
ホイルシリンダーのカップキットなどを交換すれば当然オイルが出てしまい、組み終わった後エア抜きが必要です。
エア抜きの作業は、道具がなければ二人で作業しないとなりませんので、結構面倒です。
ホイルシリンダーを組んで、ライニングを付ける前であれば簡単にエア抜きが出来ます。
ホイルシリンダーを左右から指で押せば、ピストンを縮める事ができますが、その際裏のエア抜きプラグを緩めてやります。
今度は、プラグを閉めてから指を離すと、スプリングの力でピストンが出てきますので、また押し込みながらプラグを緩めてやります。
この繰り返しでエア抜きをすることが出来ます。
ホイルシリンダー自体をポンプとして働かせる訳です。
ブレーキライニングの交換は、サイドブレーキ機構などもあるので、パット交換に比べると少し複雑です。
サイドブレーキは、ワイヤーでアームを動かして、機械的にライニングをドラムに押し付けます。
ディスクパットの場合磨耗すると、その分ピストンが出てくるので、調整は不要ですが、ドラムの場合ライニングが磨耗すると、その分ドラムとの間に隙間が出来てしまい、ブレーキペダルの踏みしろが増えてしまいます。
ライニングが減った分、調整が必要ですが、この車にはオート調整機構があります。
サイドブレーキを引くたびに、左右のライニング間にあるロッドの調整ダイヤルを必要量回すようになっています。
要するに、ライニングが減った分ロッドの長さを伸ばして、左右のライニングを外側に広げてやる訳です。
しかしオート調整と言っても、ロッドの調整ダイヤルが固くて回りにくくなっている場合もありますので、整備の時は外から調整ダイヤルを回して手動で調整することが殆どです。
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