- ラジエター固定用ブラケットの製作
- 1JZ用ラジエターをMS102に設置しますが、固定方法が全く違うので工夫が必要です。
- ラジエター上部はブラケットを製作し固定。下部はステーを鉄板で製作し溶接しました。
1JZエンジンにスワップするとラジエターも1JZ用に交換する必要があります。
しかしMS102とはラジエターの固定方法が全く違うので簡単にJZ用ラジエターを固定できません。
ラジエター上部の固定はブラケットを製作して純正の金具を使って固定できるようにしました。
上部の固定はブラケットを鉄板で製作しただけで、ボディー側は全く無加工です。
ブラケットの固定もたまたまあったネジ穴を使用して固定できました。
左サイドもブラケットのサイズは違いますが同じ方法で固定しました。
こちら側もボディー側は無加工です。
ラジエターの固定の際に気をつけなければならないのは、ある程度ラジエター本体を押さえつけるように力がかっていなければだめです。
ブラケットのボディー側の固定を一箇所にしてラジエターを押さえつけるようにテンションを掛けた上体でボルトを締め付ければうまく固定できます。
この方法で上下の僅かなズレは吸収できます。
ラジエター上部はだいたいコアサポート上面に合わせるしかないので自然と下側のステー取り付け位置で高さ調整することになります。
下側の固定は、鉄板でステーを製作してフレームに溶接しました。
下側はこれ以上低い位置にはセットできません、ロアホースがスタビライザーに当たります。
クラウン用ではないラジエターを使えばもっとスマートに収まるかもしれませんね〜
右サイドはラジエターホースがぎりぎりスタビをかわします。
左サイドは水温センサーがやはりスタビにぎりぎりです〜
ATオイルホースはスタビの下を通しました。
エンジン〜ラジエター間のクリアランスは十分あります。
下側にステーを溶接したのみで最小限の加工で意外と簡単にラジエターは固定できました。
しかし、MS102とJZS130Gではエンジンに対するラジエターの相対位置が違っています。
JZS130Gの方がコアサポートの位置が低いようで、MS102はエンジンよりラジエターがかなり高い位置になってしまます。
MS102のコアサポートにあわせてラジエターをセットすると、ファンがシュラウドに当たってしまいます。
しかしラジエターはこれ以上低い位置にセットできませんので、ファンの羽を10ミリほどカットし、シュラウド下側もカットして当たらなくしました。
よく見ればファン上部とシュラウド間の隙間が大きいですが、特に気にならないでしょう〜