ベースエンジンは元年式70スープラの1G−GTEUです。
エンジンを降ろす前に、各センサー類のチェックと走行テストで、エンジンやタービンの調子を確認したところ特に異常はありませんでした。
しかしヘットカバーからのオイル漏れがひどくベタベタです。
とても8年式の車にそのまま載せる気にはなれませんのでオーバーホールします。 |
エンジンオーバーホールは作業の8割は「部品の清掃」です。
頑固なカーボンスラッジや汚れとの戦いで、まったく地味な作業の連続でちっとも楽しくありません。 |
バルブやピストンに付着したカーボンの量は相当なもので、これをキレイに落すだけでフリクションロスが減りエンジンは軽く回るはず!完璧にピカピカにします。 |
クランクメタルやコンロットメタルなど金属部品はほとんど摩耗していませんのでそのまま使います。ゴム系のパッキンやオイルシールはすべて交換します。
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シリンダーブロック内のウォータージャケットにはけっこう水あかが溜まっていましたので、ブロックをさかさまにして高圧洗浄機で洗いました。 |
ヘッド廻りはバルブステムシール、カムシールの交換とバルブの摺りあわせをします。 |
タイミングベルトはもちろん、テンショナーベアリング2個も交換します。
ウォーターポンプも問題なしでしたが水漏れすると又タイミングベルト等を外す事になるので、念のため交換しておきます。
エンジンが降りた状態であればどんな作業もラクラクです!
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