- 81用インタークーラー流用
- インタークーラーの設置は収まり重視でJZX81純正品を流用し、パイピングを60φアルミパイプで製作しました。
インタークーラー位置決め&パイプレイアウト
インタークーラーの設置ですが、まずパイプレイアウトを考えます。
出来るだけエンジンルームからスムーズにパイプをインタークーラーに接続したいものです。
しかし、パイプを通す箇所がテンションロッドブラケット前の僅かなスペースしかありません。
70φのパイプが通せますが、全く余裕がないので事実上無理っぽい!
60φのアルミパイプならなんとか通せそうです。
他にフェンダー側やコアサポートを通してしまう方法もありますが、かなり加工が必要になるし、バッテリーが邪魔になったり無駄にパイプが長くなったりしてしまいます。
やはり70スープラと同じようなレイアウトがベストと思います。
GA61のバンパー内にはインタークーラーが入りそうなスペースはあります。
しかし社外品のインタークーラーではサイドタンクから横にパイプが出るレイアウトになってしまいエンジンルームにパイプをうまく引き込めません。
JZA70スープラのインタークーラーは横幅が大きくスペースに収まりません。
そこで今回は一回り小型のJZX81用インタークーラーを使いました。
大きさも丁度よく、フレームに当たる事もメンバーから下に出っ張る事もありません。
既存押し込み式コンデンサーファンも残せます。
パイプレイアウトも70スープラや81と同じフレーム内側を通すレイアウトが出来そうです。
インタークーラー本体の固定はブラケットを製作して固定しました。
フレームやバンパーリーンホースなど何処もカット等の加工はせずにクリアーに設置できました。
右サイドはラジエターと油圧クーリングファン用オイルクーラーパイプ等がありますが狭い空間をうまく通します。
下側のパイプレイアウトはかなりシビアで難しいです!
インタークーラー本体は極力上方向にセットしてバンパー下っ端よりはみ出ない様にします。若干前方に倒してセットしたのでメンバーからも出っ張らず、まずヒットする事はないと思います。
パイピング部分はメンバーの下を通ってますが、メンバーギリギリを通してテンションロッドブラケットより下に出っ張らないようにセットしました。
インタークーラー両サイドの接続は54-60φの異径シリコンホースで接続してます。
左サイドはスロットル口径が70φなので60-70φの異径シリコンホースで接続します。
70スープラ用ラジエターにはコンデンサーファンがないので比較的スペースがありストレートに下に落とせます!
見える部分のアルミパイプは磨いて鏡面になってます〜
エンジンルームから見た感じは、窮屈な感じもなくスマートに収まったと思います。
感想
インタークーラーは、社外品でも純正品でもパイプを製作してレイアウトする手間は同じなので最初は社外品を取り付けようと思いました。
しかしGA61のバンパー内スペースが若干狭いので社外品の大型インタークーラーではかなり無理があります。
フレームやボディーを加工すれば社外品でも取り付け出来ないことはないですが、MAXパワーを求める訳でもルックスを重視する訳でもないので、あえて純正品を流用しました。