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ミッションは、W58ミッションに交換いています。
ノーマルのW55は、ギヤ比が低く、せっかくターボエンジンにしても、早く吹け切ってしまい、最高速も伸びません。
ファイナルギヤ比を高くすれば何とかなりそうですが、デフが壊れやすくなってしまいますし、クラッチ容量も低いので、やはりターボエンジン用に設定されているW58に交換するのが、ベストだと思います。 |
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W58とW55では、フライホイルやクラッチディスクのサイズも違います。
エンジンパワーに見合ったクラッチサイズでないとクラッチの寿命が短くなってしまいます。
クラッチカバーのスプリングも強くなっていて、圧着力も高くなっています。フライホイル、クラッチディスク、クラッチカバー、スラストベアリング、パイロットベアリング、クラッチマスターは、新品に交換しました。 |
クラチマスターも81ターボ用に交換しています。 |
オイルシール関係もすべて新品に交換しました。
ミッションも分解して、内部をチェックしましたが、ギヤやシンクロも問題ありませんでした。
このミッションは、ベルハウジングを交換すれば、1JZエンジンにも装着できます。
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画像は、クラッチカバーの部分です。
クラッチを踏むと、クラッチカバーのダイヤフラムスプリングを押すことになります。
すると、クラッチカバーとフライホイルにサンドイッチ状態で、エンジンと一体で回転していた、クラッチディスクが、エンジン回転と切り離されます。
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エンジンパワーが上がれば、クラッチカバーの圧着力も強くする必要があります。
強化クラッチと言われるものは、カバーの圧着力が強くなっていますが、当然硬いスプリングを縮める訳ですから、少なからずクラッチは重くなります。 |
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