- 不具合の症状
- 水温計があまり上がらない。走るとさらに下がってくる。
- 水温計が半分より下を指している。
- 不具合の予想
- サーモスタットが開いたままなのでは?
走行テストしてみると、エンジンなどは特に異常も無く、水温計は半分よりちょい下を指している。
ヒーターも効いているし、別になんでもないのでは?

エンジンをかけたまま暫くそのままに・・・
電動ファンが回転しだしたところ、半分より下を指している!
やはり低く表示されるようである。
水温計が高く表示されるのであればオーバーヒートの可能性もあり、
エンジン自体に原因がある事も考えなければなりません。
しかし水温が低く温度が上がらないと言うことは、エンジン自体に不具合は無く、サーモスタットや水温センサー、あるいはメーター自体に問題があるかも!
・・・としぼってしまって良いと思います。
実際に電動ファンの回転するタイミングも異常な感じは無く、エンジン制御側の水温センサーは正常のようです。
単純に水温計が、実際の温度より低く表示されている感じです。
これはもう、水温計センサーか、メーターのどちらかに不具合があるのでしょう!

奥に見えるのが水温計用センサーです。
配線は一本しかありません。
このセンサーは水温によって抵抗値が変化して、メーターにいく電圧を調整しています。

とりあえず抵抗値を計ってみます。
47.1Ωでした。
温度が上がると抵抗値が減ります。
整備書などで80度時の抵抗値などを調べれば良いのですが、データーがありません。
この手のセンサーを調べる時は抵抗を計れ!
・・・と整備書にはありますが、要するに抵抗値が「0」とか「∞」ではおかしい訳で、
適度な抵抗があればとりあえず完全には壊れていない?と判断できます。

温度が上がると抵抗値が減りますので、抵抗が「0」になれば、水温計は振り切ってしまうのでは!
まあ「0」ではメーターが本当に壊れるかもしれませんので、10Ω位の抵抗を入れて実験してみました。

思った通りにメーターは振り切りました。
・・・て事はメーター自体はOKで、センサーの不具合と判断出来ますね!
水温計の、針の動きは、電流がたくさん流れれば、大きく振れて、センサーの抵抗値が上がって、電流が少なくなれば、針は少ししか動きません。
複雑そうに思われるかもしれませんが、メーターの針を電球と考えれば簡単です。
電球が明るく点灯するか、暗く点灯するかを、センサーの抵抗値で可変させています。

適当にジャンク品から採集した抵抗があればテストに使えます。
配線も途中にヒューズを付ければ、ショートさせて「本当に壊してしまった!」
・・・なんて事も防げます。

新品のセンサーです。
¥1,850な〜り! 安!
まあ、安い部品なので即交換でも良いと思います。
