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11G-GTエンジンをオーバーホールしながら、このエンジンに関するいろいろな事を、自分なり考えてみたいと思います。

1G-GT
TOYOTA 24VALVE Intercooler Twin-turbo

 

1G-GTE エンジン

1G−GTのタイミングベルトレイアウトです。

テンショナーベアリングは2個で、オイルポンププーリーも、タイミングベルトで回しています。

タイミングベルトは、「10万キロで交換」が目安ですが、

カムシールやクランクシールからオイル漏れがあると、ベルトにオイルが付着してしまい、極端に寿命が短くなります。


一部外車にありますが、テンショナーベアリングで、急角度に曲げられているレイアウトになっていると、ベルトが傷むのが早いです。

1G-GTE エンジン タイミングベルト


テンショナーベア リングは、ベルト交換の時に一緒に交換したい部品です。

ベアリング自体が駄目になる事は、それほどありませんが、グリス切れや、ダストシールが硬貨してし まい、音が出てしまう事が多いです。

テンショナーベア リング単体で、回してみて、少しでも「シャラシャラ」と音がするようなら、交換してしまいます。

新品は、グリスが効いている ので、惰性であまり回転しません。

参考に、1JZ−GTEのタイミングベルトです。

テンショナーベアリング1個の、シンプルなレイアウトになっています。


ベルトの緩みも、自動的に調整されます。

1G−GTは、ベルト装着時に「張り」を調整しますが、その後、交換するまで、調整される事はないので、交換時には、かなり緩い状態になっています。