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ステアリング
クラウンのステアリングシステム構成図です。
図は、ノーマルの状態ですが、このクラウンは、リターンホースの中間に、パイピングを割り込ませ、オイルクーラーを追加しています。
パワステポンプも、ツインターボ用に変更し、パワステオイルリザーブタンクは、図のようにポンプ本体には付いていません。
クラウンにターボエンジンを搭載すると、タービンのすぐ横にステアリングギヤボックスがきてしまいます。
タービンは非常に高温になりますので、当然ギヤボックスも熱の影響をもろに受けてしまいます。
パワステオイルの油温上昇を防ぐ為に、オイルクーラーが必要だと思います。他の1JZ−GTE搭載のスープラやマークUにも、純正でパワステオイルクーラーが装備されています。
オイルクーラーと言っても、パイピングをラジエターの前まで引いてきて、放熱効果を狙ったもので、その程度ではこの場合、放熱不足かと思われます。

ギヤボックスとタービンがギリギリになってしまう事は判っていましたが、もっと心配だったのは、エンジン搭載状態で、ギヤボックスが取り外せるかどうかで、ギヤボックスを外すのに、タービンまで外さなければならないとなると、面倒な作業です。
しかし、ギヤボックスの上の方がタービンに近いだけで、本体のまわりはスペースがありますので、そのまま取り外し出来そうです。

オイルクーラーに使用したのは、JZA70スープラのクーリングファン用の、空冷オイルクーラーです。
シンプルで、取り付け場所にも困らないし、圧送抵抗も少なく、ポンプの負担もこれなら軽いと思います。

狭いスペースにも取りつけ可能ですので、インタークーラーの裏面に固定しました。この位置なら、走行風も当たりますし、クーリングファン側からの冷却効果も少しはあります。

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